Fedora 7 Linux完全マスターブック(DVD&CD付)



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Fedora 7 Linux完全マスターブック(DVD&CD付)
Fedora 7 Linux完全マスターブック(DVD&CD付)

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Linuxマスターブック

書名にあるように「Linux」をマスターするため、その教材としてFedoraを用いているというスタンスの本。膨大なページ数の約半分をコマンドの学習、残りをサーバーやネットワーク、セキュリティの基礎の学習に振り分けている。内容は高度なものではないが、とにかく非常に細かくていねいに書かれていて初心者が学習するには素晴らしい。ただしLinuxのスキルを学ぶことが主眼なので、Fedoraのインストールや基本的な使い方は付録に回っているので注意が必要。しかしDVDだけでなくCDも付属しているので、類書の中でも特徴のある一冊だと思う。
完全マスター=上級者向き書籍、と勘違いしてしまった。

タイトルが完全マスターブック、となっていたので上級者向けの書籍かと勘違いして購入してしまい、非常に後悔した。何のことはない、内容は超初心者向けであった。

全750ページ中の実に400ページ以上が、一度でもまともにLinuxを触ったことがある人なら先刻ご承知で眠くてしょうがないような基本的な内容で、ようやく「DNSサーバを立てる」や「ウェブサーバを立てる」といった実践的な内容に移ったと思ったら、これまた内容が薄く、「趣味レベルならなんとか」程度が関の山で「完全マスター」には程遠い。はっきり言って、Fedora7と名乗るほどのこともない、ただのRedHat系Linux入門書である。

例)
・BINDの設定ではcaching-nameserverやbind-chrootパッケージに関する解説がお粗末で、DNSとしてまったく実運用レベルでない
・Apacheの設定では最低限の設定・解説・アクセス制御程度の解説しかなく、Fedora7標準採用のApache2.2ならではの豊富なモジュール群の解説やバーチャルホストなどの解説もない。SSLの解説すらなくまったく実運用(略
・ほかにも挙げだすとキリがないがSELinuxの解説など、これだけの解説で実際にトラブルなく運用するなど不可能に近い程度の解説しかなく、まっ(略

Fedora7では、今までのFedoraCoreに比べてどんな機能が強化され、どんな点でオモシロくなっているのか?他のディストリビューションとの優位性は?最新のパッケージでの実践的なサーバ構築方法は?といったことに興味のある読者層には完全に情報不足なので注意が必要だ。

ただし、はじめてFodora7でLinuxに触れる読者が、本書を片手に一から入門するには比較的よく出来た書籍だと思うので星3つとした。



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