生命の謎
純粋であるが故にサラブレッドと呼ばれた良血馬。しかし、生命は不思議なもので純粋であるがための脆さが進化を妨げ、逆にサンデーサイレンスなどわずかに雑種の混じった血統が頭角を現してくる。これは人類の栄枯盛衰にも通じるものがあるのでないだろうか。この本は競馬だけでなく生命全体の謎に踏み込んだ推理小説かもしれない。
思いが伝わってきます。
世界の名馬8頭の血統背景を紹介し、サラブレッドの進化論について提言しています。 何より良いのは、事実関係の紹介で終わりではなく、世界の主流血統の栄枯盛衰の必然性と、これまで日本が育てた内国産の血統により世界のレースに勝って行かなければならないという、著者の強いメッセージがあること。巻末に競馬の基礎知識なども付いています。血統に詳しい人もそうでない人も楽しめる本だとおもいます。
なんて奥が深いんだ・・・・・
競馬をギャンブル以外の側面から見てみたいなと思ったときに出会ったのがこの本でした。ほんとに勉強になりました。血統を予想に生かしていきたい人はもちろんだが、競馬を違った面からみてみたいと考えている人にとっても面白いとおもいます。
日本放送出版協会
競馬の血統学〈PART2〉母のちから 世界の逞しい血統―1980~2010 血の活性化論 競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界 (NHKライブラリー) 新説 母馬血統学――進化の遺伝子の神秘 (講談社+アルファ文庫 G 168-1) サラブレッド・ビジネス―ラムタラと日本競馬 (文春新書)
|